2010年05月29日

『ABCDEFG殺人事件』鯨統一郎/理論社

ABCDEFG殺人事件 (ミステリーYA!)ABCDEFG殺人事件 (ミステリーYA!)

理論社 2008-04
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でた!「安楽椅子」探偵!(笑)

というのも、『安楽椅子探偵アーチー』という本を読んだことがあるからで。(あ、感想書いてませんね……あせあせ(飛び散る汗)

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posted by ねむ at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) |  鯨統一郎

2007年07月17日

『白骨の語り部』 鯨統一郎/中央公論新社

白骨の語り部―作家六波羅一輝の推理 (C・NOVELS)白骨の語り部―作家六波羅一輝の推理 (C・NOVELS)

中央公論新社 2006-03
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冬に白骨温泉に行ったので、つい「しらほねの〜」と読み、手に取ったのですが。違った。読み方は「はっこつの〜」。白骨温泉とはなんら関係はございません。遠野が舞台で、白骨化した死体が発見されるとかいう話でした。

ま、それはさておき。
遠野といえば遠野物語。読んだことないけど。
で、それをネタにしたミステリを書くのに取材に行く。
ときたら、それを絡めた話を期待するじゃないですか。しかも、鯨統一郎ですよ?そうこないほうがおかしい。

…おかしかった。(笑)。

そう来ませんでした…。ここでちょっとガッカリ。
ま、それは単なる過剰期待と好みといえないこともない。
それを除いたとして…

うーん、まあまあ、かな?
起こった事件とか、その様子(謎)とか、流れとか、ひとつひとつはそれほど悪くないと思うんだけど、全体的にヤマがなくて平坦な感じで、すべてが平々凡々としてしまった感じが。
まあ、登場人物自体がわりとまったり系だからなあ。一輝は「巻き込まれ型」だし、編集者はただの天然でしょう(笑)。一人くらいものすごく個性が強い人がいてもよかったのでは。なんか、全体的に流れに流された感がある。
一輝の特異性もあんまりひきたってなかったよなあ。もうちょっとやりようがあった気がするんですがね。
オチもどんでん、という感じでもなかったですね。予想通り。伏線もわっかりやす〜。
ただ、最後の最後の市子、はちょっと考えさせられるものがないでもない。

ところで、最初のドメスティックバイオレンスは、本物の話?どっちだ?
2007年6月16日
posted by ねむ at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) |  鯨統一郎

2006年12月15日

『喜劇ひく悲奇劇』鯨統一郎/ハルキ・ノベルス

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タイトルと表紙を見ればおわかりでしょうが、回文になっております。で、回文が趣味の人たちのオフ会で殺人が…とかいう話。

『六枚のとんかつ』の上を行くバカミスっぷりだと思う(笑)
私はわりと言葉遊びが好きで、ダジャレとか回文とか暗号とかは大好きなんです。なので、初めのほうは面白がってたんだけど、中盤を過ぎたあたりから回文がかなり苦しくなってきていて、読むのにも苦しくなってきた。
しかし、これだけ回文を考えるのもすごいなあと。一応謎やストーリーも破綻はしてない(たぶん…)し。理由は苦しいけど。苦しいというか、バカだけど。狙ってるんでしょうが。
まあ、こんなバカっぷりも鯨氏ならでは、だよね。
2006年9月3日
posted by ねむ at 12:19| Comment(0) | TrackBack(0) |  鯨統一郎

2006年10月04日

『とんち探偵一休さん 金閣寺に密室』鯨統一郎/祥伝社ノンノベル

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ひとつひとつのネタは、一休さんの有名なお話にそったものです。
屏風に描かれた虎を退治するとか、「このはしわたるべからず」とか、誰もが一度は耳にしたことがあるような。
かつ一休さん自体が非常に飄々としているので、かなり拍子抜けます。
が、あれよあれよという間に将軍の死と一休さんが関わってくることになるんですね。単なる探偵役という関わりではないのだねー。
また、まったく関連が見出せないひとつひとつの謎(ネタ)にも大いなる(?)謎が隠されており、きっちり落としてくれます。
密室よりこっちのほうが面白かった、というか、私好みでした。

でも、楽しかったのは、最後の最後だったりするんだけど。はじめ誰だかわかんなかったよー。
なるほど、こういう因縁があったのね…(笑)
2006年3月20日
posted by ねむ at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) |  鯨統一郎

2006年03月29日

『ミステリアス学園』鯨統一郎/光文社カッパ・ノベルス

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光文社 2003-03-19
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前半の一編一遍は謎の提示・解決とも面白く読めます。ミステリマニアならニヤリとしながら読めるんじゃないでしょうか。
私は偏ったマニアなので、半分くらいしかニヤリとできなかったんですけど。

全体の流れのラストは、読み始めてすぐに想像することができ、想像したラストがまんま出てきましたね。
その点、推理小説としては、どんでんがえしがないつまらない作品かもしれない。
けど。
たぶんこの作品はそこに焦点があるわけではないのですよね。
本格を好きな人・本格を書いている人は、たいていのひとが「本格とはなにか」とか、「本格の意義」みたいなものを考えていて、何人かの人はそれを本にしている。東野圭吾の『名探偵の掟』とか。
それぞれ形はぜんぜん違うけど、これもそういう類の本なんじゃないかなあ。
だから、とらえかたは人それぞれ、ですよね。

わたしは本格、好きですよ。
本格はさー、ファンタジーだよね。本の中だけで、だからこそ許されるものだと思うんだけどな。ありえないシチュエーションも、推理のこねくりも、パズルも、あざやかな結末も。
それがいいんだってば!

ところで、最後のほうに、作家図が載ってるんですよ。これ、けっこう面白いです。
自分がどこら辺の趣味なのかがわかりますよ。この本を読むような人はすでにわかってそうだけど。
2005年5月9日
posted by ねむ at 13:25| Comment(0) | TrackBack(0) |  鯨統一郎

2005年03月03日

『新・世界の七不思議』鯨統一郎/創元推理文庫

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今回は七不思議という微妙に胡散臭げな(笑)入口になってます。だから、どうしても話のスタートが胡散臭げなものから始まってしまうものが多く、静香のパワーがいまいちな気がするんですね。『邪馬台国〜』の時は、たいてい静香から「私今○○について調べているのよ」なんて持ちかけてたじゃないですか。でも、今回は松永からのもちかけが多いし…。そのあたりが静香パワーの減退の一因かなと思ったりするんですが。だって、今回の静香の反論って、単に宮田に対するあてこすりで、きちんと自分の知識に裏付けられた反論が少ないんだもん。

話的にはちゃんと歴史の地面に着地しているので、それを考えればこのセッティングでもいいかと思うんだけど(宮田vs静香という構図は好きだし)、場所(&松永)と宮田はそのままに、新しくちょっと歴史からはずれ気味のキャラをだしてきて、不思議系の話からキッチリ歴史に落とし込んたほうが自然&もりあがったんじゃないかと思ったりね。


…などと初めのほうを読んでいる時は思ったんですが、中盤などはそうでもなかった。一応"不思議立場"人間としては松永がいるし(弱いけど)、やっぱり宮田vs静香の歴史バトルで正解ですね、あはは。

一番納得したのは始皇帝の謎ですね。まあ、最後の徐福は微妙だけど、まあ考えられないこともないかなあと。それ以前の、「前の時代のことを悪く書く」というのは、歴史書の基本ですから!また、この前『HERO(英雄)』を観たというのもあって、なるほど〜と思ったわけです。
ピラミッドは、なるほど〜なんだけど、ツメがちょっと甘いのでは。水を制御する装置だっていう発想はいいとして、じゃあどうやって制御したのかというところになるとさっぱり語られず、盛塩の話になっちゃって。盛塩はいきすぎでしょ(まあこれは最後の話の最後につながるのですけど)。裏づけがぜんぜんないやん…。その点が残念。
また、最後の最後の谷間から上への発想はちょっと強引過ぎません?アトランティスの謎では最後はなにもなかったけど、ストーンヘンジからちょっと強引とも思えるような日本へのつながりを指摘してきて、最後にはこうきた。始皇帝は中国〜日本は近いしわかる。また、神話は各地似たような話が残されているとかつながってるとかいうのはわかる(&知ってる)けど…しかし、この持って行き方はかなり強引かと。

面白いは面白いんだけど、微妙に消化不良な感じ。『邪馬台国〜』のほうがお勧めです。
そうそう、途中途中にあるカクテルのお話は楽しかった。へ〜。
2005年3月2日
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posted by ねむ at 13:32| Comment(0) | TrackBack(1) |  鯨統一郎

2004年03月14日

『九つの殺人メルヘン』鯨統一郎/光文社カッパ・ノベルス

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こういうタイプの話好きなんですよね。飲み屋とかで、ちびちびと旨いものを飲んだり食べたりしながら雑談風味の推理を重ねていくの。
あ〜、旨そ〜〜!(それかい)飲み屋の一品料理って大好きなのよね。でも、飲めないから食べる機会少なくてさ…いいなあ飲める人…
なんか話がズレまくり。

鯨統一郎氏お得意の(?)新解釈と、ミスマープルのようにそれを照らし合わせて事件解決ってな具合ですね
探偵役の桜川さんはわりと影薄め。聞き手(一応)の厄年トリオがいい味です
しかし
同年代じゃないので雑談についていけない…(苦笑)
それと、なにやらこの九つの事件、有栖川有栖が『マジックミラー』で分類した9つのトリックパターンを一つずつ対応してるというんですね
すげ
家に『マジックミラー』があるので、照らし合わせてみたいと思います
2004年3月13日
posted by ねむ at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) |  鯨統一郎

2003年02月07日

『邪馬台国はどこですか?』(連)鯨統一郎/創元推理文庫

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めちゃめちゃ面白いです。中途半端に歴史が好きな人はぜひ。この中途半端というのは、「全然興味がないわけでもなく、学者研究者でもない」という意味で他意はありませんので念のため。

もともと私は、歴史が好きだが知識は中途半端という人なので、とても楽しかったです。読んでいくにつれ、少ない知識をすべてひっくりかえされ、宮田の説に洗脳されていく自分を実感できます(笑)
誰か岩手県発掘してくれないかなあ〜とか思ってます。ふふふ。
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posted by ねむ at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) |  鯨統一郎