2010年05月29日

『ABCDEFG殺人事件』鯨統一郎/理論社

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でた!「安楽椅子」探偵!(笑)

というのも、『安楽椅子探偵アーチー』という本を読んだことがあるからで。(あ、感想書いてませんね……あせあせ(飛び散る汗)

文字通り、安楽椅子探偵なわけです。安楽椅子が、探偵。
『〜アーチー』とこの本の大きな違いは、『〜アーチー』は安楽椅子が特異で話すことができるようになった=他の人にも安楽椅子の声が聞こえるのに対し、こっちはアンナ(主人公の女の子)が特異でモノの話が聞こえるようになった=他の人は聞こえない、ってところでしょうか。
なので、『〜アーチー』は安楽椅子が主人公であるのに対し、こっちはあくまでもアンナであるというところかなあ。
でも、そこが問題なんだよなあ。
アンナが主人公で、モノの話が聞こえるようになったことで問題解決、というのなら、もうちょっと安楽椅子の影を潜めさせても良かったと思う。もっと他のモノとの会話でどうにかするとかして。
「安楽椅子」探偵をどーにかしたいなら、もっと安楽椅子を強くださないと影薄いし……。まあつまるところ中途半端な感じが否めないわけです。残念ね。
『〜アーチー』の方が面白かったです、はい。

しかし、各話の冒頭で、特に最初の数話でアンナの身近な人(猫も)が死んでしまうというのが鯨統一郎らしいなあ。どうせなら、すべての話においてそうすれば良かったのにねえ。
posted by ねむ at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) |  鯨統一郎
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