2008年09月17日

『狼と香辛料』支倉凍砂/電撃文庫

狼と香辛料 (電撃文庫)狼と香辛料 (電撃文庫)
支倉 凍砂

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電撃文庫と獣耳&しっぽの娘と萌え絵というところでものすごい拒否反応があったのですが(笑・なぜ?)、夫がアニメを見て興味を持ち、読み始めたら止まらなくて次々と既刊分を買いまくった、という事実がありまして、そこにあるなら読んでみようかホトトギス。
ちなみに、奴の言い分は
「ファンタジーだけど、剣も魔法も戦争も出てこない」
のが良いのだそうです。
(でもガンダムとかロードスとか終戦のローレライだとか読んでるんだけどなー。単に剣と魔法がおなかいっぱいなのかも知れないけど)

とりあえず一言。
絵が下手。
萎えるので絵は入れないでいただきたい。
ホロだけはかわいいんですけどね……ホロだけっていう辺りがよけい萎える……

さて、それはともかく。
つまるところ、経済小説ですね。ファンタジーとライトノベルというベールを纏ったビジネス小説。
私は、勇者だのサーガだの伝説だのとかより、実は市井でふつーに生きてふつーに波乱万丈な生活を送っているふつーの人のほうが興味があるので、こういう話は大歓迎。
……なんですが。
微妙に受け付けなかったのは絵のせいか、経済が苦手(つか、ワカラン)なせいか……(笑)

ことある毎に、商人はこうなのだ、商人はこうである、商人としてこれだけやってきた俺はこうだ、とかいう説明がものすごく説明くさく入ってるのがものすごく鼻につきました。
ここで説明しておきたい、という気持ちはわかるのだけど、書き方が……。一度ならいいけど、何度も出てくるのでイラついてしまったよ。
これがロレンスの性格なんだ、と言われたらもちろんそれまでなのだけど、その場合は単にキャラが好きになれない、ってところでしょうか。

常に独りの行商人と、何百年も独りだった神様の邂逅というところは良かったな。もうちょっと掘り下げて欲しかったとは思うけど、今回のメインはそれじゃないし、まあいいか。
個人的には、こういう市井の人の話なのだから、もうちょっと町や道中の様子がわかるといいなあと思いますね。せっかく行商人という、あちこちの国を回る人の話なのだから、もっと地方色が出てれば面白いのになあ、と。

ファンタジー英雄譚、ドタバタ、戦話に飽きた&経済が苦手ではない人はぜひどうぞ。
私は……微妙だ[:汗:] 気が向いたら読むかも、くらいかな。

2008年9月15日
posted by ねむ at 18:52| Comment(2) | TrackBack(0) | は行
この記事へのコメント
頑張って下さい!!自分これを呼んだのは、中三の頃でした。ですが!自分凄くはまりました。自分勝手なのは、わかりますが、小説が苦手なら漫画を読んでみればいいと、思います!!!
Posted by トルニテV2 at 2009年09月09日 16:16
漫画は、この挿絵の人が描いているなら、小説よりイラつくかも…(笑)
つまるところ、現時点では、私の嗜好に合っていないのですよ。残念ながら、合わないものにははまれません。
将来的にはわかりませんけどね。なので、いつか時が来たら続きを読むかも、です。
Posted by ねむ at 2009年11月29日 09:09
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