2007年09月20日

『QED─ベイカー街の問題』高田嵩史/講談社ノベルス

QED ベイカー街の問題 (講談社文庫)QED ベイカー街の問題 (講談社文庫)

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自分は、小学生の頃にホームズは全て読んだけれど、児童向けの翻訳のやつだし、なんせ小さい頃だったんでほとんど覚えてません。モリアーティーの名前すら覚えてなかったもんねー。
というアホっぷりだったので、「知ってるから笑える」みたいな感覚からはほど遠かったのではないかと。なんとなく楽しんで読んだから別にいいんですけど。

実際に起こった事件と、ホームズ最大の(?)謎の結論がリンクしています。それは面白かった。
けど、どーにもなんかこじつけっぽいものを感じてしまうんですが…。推量に、精神的な部分が大きく関わってるからかなあ。なんか、理詰めという感じじゃないんですよね。
推量のための例が「ジキル博士とハイド氏」だけというのは傍証として弱いと思うんだけど、その割りに「これが結論だ!」ってかなり強気ぽい雰囲気。
そういうところにこじつけ風味を感じてしまうのかも。素直に納得できないっていうか。
「こうなんじゃない?」くらいで持ってけばいいと思うんだけどな。まあ、わざと強気で展開していって、犯人を誘い出すというのもありなんですけど、当のタタルが別に犯人を誘い出すのを最大の目的にしてるわけじゃないからね。だから余計、だ。

個人的に、シャーロキアンていろんな意味ですごい人(略してマニアック)が多いというイメージがあるので──そしてそのイメージはあながち間違っていないとも思っている。名前がついちゃうくらいですからね──うわー、コレをネタとして取り上げるのか〜、と思ったんですが。どうも、高田氏自身がシャーロキアンっぽいようですね。
そんなことはどこにも書いていませんが、初代の日本シャーロキアンの会みたいなやつのえらい人に中学生のときに手紙を書いた、ということは、そういうことなのかな?と。

どーでもいいんですが、作者の名前。ずっと「たかし」だと思ってました……。ゴメンナサイ。
2007年9月17日
posted by ねむ at 19:05| Comment(1) | TrackBack(1) | た行
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Posted by 藍色 at 2009年12月15日 01:57
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