2008年09月30日

9月読了本

『西の魔女が死んだ』梨木香歩/新潮文庫
『風の王国 金の鈴』毛利志生子/集英社コバルト文庫
『風の王国 嵐の夜 上』毛利志生子/集英社コバルト文庫
『風の王国 嵐の夜 下』毛利志生子/集英社コバルト文庫
『狼と香辛料』支倉凍砂/電撃文庫
『ナイチンゲールの沈黙 上』海堂尊/宝島社文庫
『ナイチンゲールの沈黙 下』海堂尊/宝島社文庫
『子供達は夜と遊ぶ 上』辻村深月/講談社文庫
『子供達は夜と遊ぶ 下』辻村深月/講談社文庫

おおおおお
我ながら
すごい

ちゃんと9月末日に更新している!!!

[:にひひ:]
posted by ねむ at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 読了本

2008年09月18日

『チーム・バチスタの栄光』海堂尊/宝島社文庫

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599)チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599)
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基本的に、ベストセラーがベストセラーとして持ち上げられている間は読まない人です。主義ってほどでもない、ただのひねくれものなだけなんですけどね。
ただ、映画化されたのでCMをよく見かけたこと、そのCMが真面目な本格医療ミステリに見えなかったこと(阿部寛のせいかも……/笑)、同僚のお薦めがあったことで読んでみました。

面白かった!

田口は、大学病院にありながら、出世街道を自ら外れた医師。
まず、ここがいいです。
こんな超受身昼行灯が、さあ事件が起こったらのらりくらりとしているにもかかわらず、関係者から次々と重要な(傍から見るとぜんぜん重要に思えないような)意見を聞きだし、事件解決!

……とかなるかと思いきや。

昼行灯は昼行灯のまま、闇夜に映えるサーチライトは別にいたのでした。
それが白鳥。
いや、このキャラすごすぎです(笑)傍から見てるとめちゃめちゃ笑えるんだけど、絶対近くにいて欲しくないキャラだ。まさにゴーイングマイウェイですよ。
初め、白鳥の外見を読んで、阿部寛と全然ちゃうやん!って思ったんだけど、白鳥の性格・行動・会話を読んで、ああ阿部寛ハマり役だわー、と思ったのでした。TRICKの上田を演じた彼なら、そりゃウマく演じるだろうさ(笑)

で。
物語は、手術中に起きた死亡事故は、医療ミスなのか、運が悪かったのか、はたまた人為的なものなのか?というところを核に進みます。
結局、着地点は……(本をお読みください)……だったわけだけど、犯人も、手法も、理由も、あーやっぱりそうなのね、というところで、それほどの驚きはない。だって密室だし。

じゃあ何が面白いのか?

やっぱりこれは、白鳥(&田口)のキャラとその捜査方法でしょう。
結果よりも過程、ですね。
また、病院内の権力や構造的問題なども浮き彫りになっていて、そういったところに焦点を当てて読んでいくのも面白いかと。

ところで。
映画では、田口が女性(竹内結子)に変更され、かつ年齢が下がってしまったのですよね。
これ、大減点だと思うんですけどー。まあ私は映画を観ていないので、なんともいえない部分もあるのですが。
なぜ減点だと思うのかというと、女性だと、「自分からドロップアウト」という側面よりも、「見えない天井を破れなくてドロップアウト」の側面が強くなっちゃう気がするからです。大学病院に女性医師の見えない天井はないのでしょうか。それとも、年齢が下がったことによって、天井にぶつかる前に天井を発見してしまい、自らドロップアウト……とかなのかな。
自分は、田口という医師がこういうスタンスでこういう位置にいる、って重要だと思ったんですけどね。
2008年3月16日
posted by ねむ at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | か行

2008年09月17日

『狼と香辛料』支倉凍砂/電撃文庫

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支倉 凍砂

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電撃文庫と獣耳&しっぽの娘と萌え絵というところでものすごい拒否反応があったのですが(笑・なぜ?)、夫がアニメを見て興味を持ち、読み始めたら止まらなくて次々と既刊分を買いまくった、という事実がありまして、そこにあるなら読んでみようかホトトギス。
ちなみに、奴の言い分は
「ファンタジーだけど、剣も魔法も戦争も出てこない」
のが良いのだそうです。
(でもガンダムとかロードスとか終戦のローレライだとか読んでるんだけどなー。単に剣と魔法がおなかいっぱいなのかも知れないけど)

とりあえず一言。
絵が下手。
萎えるので絵は入れないでいただきたい。
ホロだけはかわいいんですけどね……ホロだけっていう辺りがよけい萎える……

さて、それはともかく。
つまるところ、経済小説ですね。ファンタジーとライトノベルというベールを纏ったビジネス小説。
私は、勇者だのサーガだの伝説だのとかより、実は市井でふつーに生きてふつーに波乱万丈な生活を送っているふつーの人のほうが興味があるので、こういう話は大歓迎。
……なんですが。
微妙に受け付けなかったのは絵のせいか、経済が苦手(つか、ワカラン)なせいか……(笑)

ことある毎に、商人はこうなのだ、商人はこうである、商人としてこれだけやってきた俺はこうだ、とかいう説明がものすごく説明くさく入ってるのがものすごく鼻につきました。
ここで説明しておきたい、という気持ちはわかるのだけど、書き方が……。一度ならいいけど、何度も出てくるのでイラついてしまったよ。
これがロレンスの性格なんだ、と言われたらもちろんそれまでなのだけど、その場合は単にキャラが好きになれない、ってところでしょうか。

常に独りの行商人と、何百年も独りだった神様の邂逅というところは良かったな。もうちょっと掘り下げて欲しかったとは思うけど、今回のメインはそれじゃないし、まあいいか。
個人的には、こういう市井の人の話なのだから、もうちょっと町や道中の様子がわかるといいなあと思いますね。せっかく行商人という、あちこちの国を回る人の話なのだから、もっと地方色が出てれば面白いのになあ、と。

ファンタジー英雄譚、ドタバタ、戦話に飽きた&経済が苦手ではない人はぜひどうぞ。
私は……微妙だ[:汗:] 気が向いたら読むかも、くらいかな。

2008年9月15日
posted by ねむ at 18:52| Comment(2) | TrackBack(0) | は行

『西の魔女が死んだ』梨木香歩/新潮文庫

西の魔女が死んだ (新潮文庫)西の魔女が死んだ (新潮文庫)
梨木 香歩

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再読。
これ、ふとしたときに再読したくなる本ですね。
今回再読したのは、本当に自分は自分で決めたことができない人間だなあ、と思ったから。
いや、前々から思ってたんですけどね。計画立てるのは大好き!でも実行はしない!という。(笑)
他人との約束は見栄があるので(笑)なんとか守れることが多いのですが、自分との約束はとにかく甘えが出ちゃって守れないのですよ、ハハハ。弱い、弱すぎる(笑)もお、だらけ人間極まってますから!←いばるな

小学生のころ、占いに凝りまして。女性だったら経験がある方覆いのではないでしょうか。マイバースデイとか覚えがある人。
そのマイバースデイにですね、占いだけではなく、魔女についていろいろ書いてあるのですよ。魔女と言っても、ほうきに乗って空を飛ぶ、とか、ハリーポッターに出てくるような魔女ではなく、そうだな……流れを読んで(あるいは作って)、チャンスをつかむ力を持つ人、ってとこか。究極まで行くと、空を飛べたりするのでしょうが。
白魔女というのですけど、それになるためのレクチャーが書いてあるのね。
それが。
まいの魔女修行にそっくりなのですわー。

それでちょっと思ったのは。
人間として、まっすぐな生活をして、自分の気持ちいい生活──自分の意思ばかり通すって意味じゃないですよ──をすれば、自ずと力がつくのかな、と。

とりあえず、自分との約束を守れるようになりたいです……。
2008年9月3日
posted by ねむ at 09:53| Comment(0) | TrackBack(1) | な行

2008年09月16日

『館島』東川篤哉/創元推理文庫

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東川 篤哉

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ミステリ・フロンティアの本ですね。図書館で見たときはあまり心惹かれなくて、手に取ったものの棚に戻してしまったのですが、文庫が出ていたので買ってしまいました。著者&出版社的にはこっちのほうがうれしいかもね(笑)

綾辻行人の『十角館〜』ばりの暗〜く重〜い話かと思いきや、めっちゃ明るい(登場人物が、ね)ユーモア・ミステリーでした。それなら早く読めばよかった。

エロ刑事と女探偵がいいコンビですね。でも、エロ刑事のいいとこがほとんどないので、もうちょっとかっこいいところを見せてあげてもいいんじゃないかと同情してしまったのでした。

そのエロ刑事が、部屋を間違えるってところで、家が動くのではないかという想像はカンタンにつきます。大体、そのまえに、地下がないのに地下にいく階段が数段あって行き止まりっつーのがめちゃ怪しい。伏線にもならない。
……のだけれど!
この館を作った理由、この形にした理由が秀逸!キャラの気持ちはすごくわかるし、その心意気がとても素敵だ。

どーでもいいけど、女探偵の沙樹が、『掌の中の小鳥』の紗英とダブってしまったのはなぜだろう。沙樹のほうが絶対的に斜め上を行ってるというか……過激なんですけれども。名前のせいか、車の上で見得を切る vs(?)「名乗るほどのもんじゃあございません」のせいか?

2008年8月3日
posted by ねむ at 19:56| Comment(0) | TrackBack(0) | は行

8月読了本

『風の王国 女王の谷』毛利志生子/集英社コバルト文庫
『館島』東川篤哉/創元推理文庫
『閉ざされた夏』若竹七海/講談社文庫
『深海のYrr 上・中』フランク・シェッツィング/ハヤカワ文庫
『虚空の旅人』上橋菜穂子/新潮文庫
『風の王国 金の鈴』毛利志生子/集英社コバルト文庫

『深海のYrr』……なんとか上・中は読んだのですが(中はほぼ一気読み)、下に入ってストップしてしまいました[:汗:] 夏休みが終わってしまったからだろうか(笑)
『風の王国 金の鈴』はもしかしたら読んだのは7月かも?記録に残ってなかった[:汗:]
posted by ねむ at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 読了本

7月読了本

『春期限定イチゴタルト事件』米澤穂信/創元推理文庫
『風の王国』毛利志生子/集英社コバルト文庫
『風の王国 天の玉座』毛利志生子/集英社コバルト文庫

読んでないねー。
posted by ねむ at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 読了本